臍帯血幹細胞治療(自己免疫力を高める)

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病気の改善、予防する仕組み

☑ 幹細胞が人間の健康を左右する。

幹細胞の生成される数が減れば「成人病」や「傷の治りも」遅くなり、1日十億個の細胞が酸化性物質によって破壊させています。

これが、老化です。

幹細胞2つの特徴

1.運命が決まっていない細胞(まだ分化していない未成熟状態の細胞)※分化とは他の細胞に変わること
      脳、骨、心臓、筋肉、血液などのあらゆる細胞に変わる可能性を持っています。

 

2.人間の人体を自ら治療する(細胞を維持、管理し、機能しなくなった細胞を再生させる自己治療力を発揮)
      身体の組織に損傷が発生すると、ほかの臓器にある幹細胞が集まり損傷した組織に変わります。

 

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ホーミング効果は数時間で指示を受けて幹細胞が標的に向かい、病巣に到着後「多分可能・自己複製脳」を利用して組織修復(3ヶ月)をします。

※ホーミングとは
幹細胞が再生を必要としている場所を見つけ出すことを言います。
●幹細胞が組織を修復する仕組み

・がん細胞などで傷つき、炎症をおこした部位よりSOS信号がでます。
・それをキャッチして幹細胞が血流やリンパ流に乗って集まっていきます。
・そして、傷ついたところに幹細胞は多く集結します。
・その傷ついた部分で幹細胞はそれぞれ列していき、血管を新生したり、欠損した組織を補ったり、
   いろいろな目的の細胞に変わったりします。

☑ 近年は臍帯血を利用して抗がん作用のある免疫細胞「HOZOT(ホゾティ)」を作ることに成功しています。

●幹細胞は体内に存在する自然治療物質

●疫病の治療より予防による効果を発揮

老化を遅らせ、健康な生活を指示する絶大な効果

 

本人は健康と思っていても、病気の一歩手前のことはよくあります。

そんな時体内では悲鳴を上げています。
症状が悪化すると病気ですが、病気の前には必ず前駆状態があります。
病気予備軍は、病気にかかる手前の部分で、すでに身体に悪さをしている可能性があります。
体は体調が悪い時は、身体からサインを送っています。
その体内の声を無視した時「脳卒中、心筋梗塞、がんの発見」と顕在化するのです。
これら3代疾病にかかりにくくする積極的要望医療で注目されているのが臍帯血幹細胞治療です。
そこに幹細胞を投与すること、体内からの「SOS」の声を聞いて幹細胞は傷ついた部位に到達して修復してくれます。
まだ、病気になっていなく病院の検査では陰性ですが、組織的には障害を受けている場所を幹細胞は発見して修復してくれるのです。

 

がん
幹細胞は「がん」には直接効くことはありません。2010年臍帯血を利用した抗ガン作用のある免疫細胞「HOZOT(ホゾティ)」を作ることに成功しました。(林原生物化学研究所)
がん細胞の進行によってまわりの正常な組織は障害を受け減弱します。
また、がん治療において正常な部分にも多少の機能減弱も起こっています。
臍帯血幹細胞が「がん」の増殖や治療により障害を受けた部分の改善としての補助療法としては有効です。

 

糖尿病
糖尿病で高血糖が続けば、血液の流れと脂肪代謝の異常で肝不全、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化症、足部潰瘍、失明などの合併症の発生が高まります。幹細胞の投与により膵臓のインスリン分泌細胞の再生と肝臓機能の損傷を防止する役目を果たします。
1型、2型糖尿病ともに効果が期待できます。

 

自己免疫疾患(アトピー、花粉症、関節リウマチ、橋本病など)
体内の免疫機能を自ら攻撃することで怒る疾病で、いまだに正確な原因、メカニズムが分かっていません。
ステロイドと免疫抑製剤で興奮し、混乱した免疫体系を抑制し、自己抗原に対する反応を抑え進行を遅らせることができるだけです。
臍帯血の中野間葉系幹細胞は、神経、骨等様々な細胞に分化するだけでなく、多様なサイトカイン(細胞から放出される物質)と成長因子(細胞の増殖や分化を促進する物資)分泌し免疫機能を調整する能力を持っています。この間葉系幹細胞が制御性Tリンパ球とTh2細胞(ヘルパーT細胞)の活性を増加し、自己細胞を攻撃し殺すTh1細胞(細胞傷害性T細胞)の機能を抑制することが確認されています。

 

神経系疾患(アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、脳卒中末梢神経障害、神経痛など)
神経変性疾患の場合大部分は、発病原因が解明されておらず確実な治療法がないためいったん発病すると患者が死亡するまで持続的に分化したり周辺の神経細胞を促進し神経細胞の機能を活性化させます。
神経細胞損傷による疾病を治療できるのです。